この記事では、
- Unityをインストールしたのはいいけど何をしたらいいのかわからない!
- ゲーム制作ってどうやって勉強すればいいの?
という人のために、
ゲーム制作初心者が一人でゲームが作れるようになるまでの学習ルートを解説していきます。
ゲーム制作やプログラミングは9割が挫折すると言われるほど難しいものです。
僕のおすすめするルートでは、誰でもできる簡単な方法でゲームの作り方を学べるようになります。
Unity以外のツールを使ったゲーム制作をする人にとっても役立つ情報を紹介します。
よかったら参考にしてください!
結論:とにかくゲームを作れ!
「ゲームの作り方が知りたいのに、ゲームを作れと言われても……」
みなさんこう思ったのではないですか。
でもみなさん思い出してください。
あなたが初めて自転車を漕いだ時、他人が漕いでるのを見ただけで漕げるようになりましたか?
きっと自分で何度も何度も挑戦しながらやっと運転できるようになったと思います。
もちろん漕ぎ方は他の人から教えてもらわないといけませんが、自分でやってみないと漕げるようにはなりません。
ゲーム開発も同じで、ゲームの作り方を教えてもらっただけでは作れるようにはなりません。
自分でゲームを作ることが一番ゲーム制作が身につく方法です。
さすがに完全初心者の人がゼロからゲームを作るのは不可能なので、他人の真似をしながらゲームを作りましょう!

プログラミングの勉強は後回しでいい
Unityを使うならC#というプログラミング言語を使うのですが、これは後回しでもかまいません。
強いて言うならプログラミングの最低限の書き方などの基本的な部分は学んだ方がいいと思いますが、どうせ完全には理解できないと思います。
ゲームを作っていると、自然とプログラミングをしないといけない時が来るのでその時にそのプログラミングがどのような意味であるかを学習したら大丈夫です。
プログラミングの勉強は正直楽しくないので、どうせならゲームを作りながら楽しんで学びましょう。
おすすめの学習ルート
ゲームを作ることが一番のゲーム制作の練習になりますが、いきなりゲームを作るのは難しいです。
このトピックで実際にどのような流れで初心者がゲームを作ったらいいかを解説していきます。
- どんなゲームを作りたいか考える
- 真似しながらゲームを作る
- 作ったゲームを面白くする
これが僕がおすすめするゲーム制作の学習ルートです。
Step1:どんなゲームを作りたいか考える
ゲームと一言に言っても、2Dのものもあれば3Dのものもあり、その中でもアクションゲームやRPGなど様々なジャンルがあって、さらにその中にもいろんなシステムの違いがあります。
それぞれのゲームごとに必要になるスキルも変わるのです。
例えば、「3Dの対戦アクションゲームを作りたい!」という人が、2Dのコマンド型バトルのRPGを作る練習をしても遠回りになります。
逆にいうとせっかく最初に練習で作ったゲームが後に作るゲームとあまり関係ないようなものだったら、非効率な練習になってしまいますよね。
ゲームが作れるようになるための近道は、最初にどんなゲームを作るのか決めて、それによく似たゲームを自分で真似しながら作ることです。
ここではできるだけかなり細かくどのようなゲームのシステムにするか決めてください。
- 2Dゲーム、それとも3Dゲーム?
- ゲームのジャンルは?
- ゲームが遊べるプラットフォームは?
- キャラクターは必要?どれくらい用意する?
など具体的に考えてから、それに近いゲームを真似しましょう。
注意して欲しいのは、ここで最近の人気ゲームのような複雑なゲームを作ろうとしないことです。
初心者がいきなりたくさんのキャラがいて、いろんな要素があるような多くのプロが長期間かけて開発するようなゲームを作れるわけありません。
キャラクターを用意したいなら3キャラ分くらいで、1プレイ5分以内くらいの本当にシンプルなゲームが好ましいです。
Step2:真似しながらゲームを作る
どんなゲームを作るか決めたら、さっそくゲームを作り始めましょう。
Unityを取り扱っている教材のほとんどはゲームの作り方と一緒にプログラミングの勉強ができるものになってます。
ゲームの作り方がひとつひとつ丁寧に紹介されている教材を使って勉強を始めましょう!
コピペはしない
教材によってはプログラミングのコードをコピペできるものがありますが、なるべくコードを書くときは自分の手で書いてください。
そうしないと、どのプログラミングがどんな働きをしているのかがわかりにくくなるからです。
別に完全に理解する必要はありませんが、少しでもプログラムの意味をできるように努力はしましょう。
おすすめの教材・3選
ゲームの作り方が丁寧に解説されている教材にはこんなものがあります。
- プログラミングスクール
- 参考書
- Udemy
人それぞれ向き不向きがあるので、それぞれどんな人に向いているかについても紹介します。
プログラミングスクール
プログラミングスクールでは、プロのエンジニアから直接ゲームの作り方を教えてもらえます。
- 転職を考えてる
- 独学の勉強ができない
- 挫折したくない
ここで紹介する教材の中では一番コストのかかるものですが、その代わり挫折をしないようにメンターの方が相談に乗ってくれますし、修了後の転職や副業の面倒まで見てくれます。
Unityを勉強する上で一番おすすめのプログラミングスクールはTechAcademy [テックアカデミー]です。
現役のエンジニアが一人ずつ丁寧に教えてくれるので、初心者でも簡単にゲームが作れることができます。
こちらから無料相談ができますので少しでも迷っている方はこちらからどうぞ!
参考書
みなさんが教材と聞いて思い浮かべるのは、教科書のような参考書ではないでしょうか?
それほど勉強をするときに参考書を中心に使った人が多いと思います。
- 本での勉強に慣れている
- 専門的な範囲まで学習したい
- 情報の正確さにこだわりたい
参考書は、インターネットから情報を得るのと違って取得できる知識に限界はありますが、その分ひとつひとつの情報が正確で、専門的なので間違った知識を得ずにすみます。
プログラミングスクールと比べると、独学になる分挫折しやすくなりますが、参考書を使った勉強が身についている人にとっては、コストもそれほどかからないのでおすすめです。
Udemy

Udemyは動画教材を扱った学習サイトです。
個人が複数の動画で構成されたコースを販売するものとなっていて、僕たちはそのコースを買い切ることで自由に見れるようになります。
もちろんUnityを扱ったコースも何種類もあって、いろんなゲームの作り方がわかります。
- 動画を見ながら勉強したい
- 特定のジャンルに特化したゲームを作りたい
- ある程度英語ができる
非常に多くの人がコースを販売していて、様々なゲームをUnityの画面を映しながら作ってくれてるので真似しているだけで簡単にいろんなゲームの開発ができます。
海外の人のコースが多くて、英語が理解できればニッチなジャンルのゲームの作り方も紹介されていて、もっと有効に使えるサイトですが、日本人講師も多いので全然英語ができない人でも問題なく勉強できます。
Step3:作ったゲームを面白くする
教材を見ながらひとつゲームを作ることができたら、そのゲームをちょっと工夫してみましょう。
- 敵キャラを増やす
- 別のステージを用意する
- アイテムを増やす
- キャラクターを変えてみる
- BGMを変えてみる
などなんでもいいです。
できるだけそのゲームを作った中で学んだスキルを使って、本当にスキルが身についているか確かめてください。
もし習ったはずの知識がうまく使えなかったら、スキルが身についてないかもしれないのでもう一度そこを復習しましょう。
ある程度ゲームを工夫して、最初に作ったゲームと別物に感じれるくらいになったらそれをストアに配信してもいいです。
はい、気づいたらあなたもゲーム初心者から、ゲーム開発者になっています。
ゲームがひとつできたら誰かに遊んでもらったり、自分で遊んだりして反省点を見つけてもっと面白いゲームを作りましょう。
応用的なテクニックを学ぶなら
基礎的な教材からもうスキルを学べないと感じたら、応用的なことも学習しないといけません。
応用的なテクニックを学ぶには、
- 海外のUdemyのコースも受けてみる
- 公開されているソースコードをみる
などの手段が必要です。
どちらも基本的に英語で解説されています。
ゲーム開発をマスターしたいなら英語で書かれている教材にも目を向けて挑戦してください。
まとめ
ゲーム開発の勉強をするなら、プログラミングはゲームを作りながら一緒に勉強するのが一番です。
とにかく楽しんで勉強しましょう。
楽しむ心がないと面白いゲームは作れないです。
みなさんがおもしろいゲームを作るのを心待ちにしています!