当ブログでは、ゲームを作りたい!という初心者の人にUnityというゲームエンジンをおすすめしています。
Unityはプロの現場でも選ばれる一方で、初心者にも使いやすいものになっています。
ただ、初心者の方の中には
- Unityって何ができるの?
- 他のゲームエンジンやツールじゃないとダメなの?
- なんで初心者からプロでも使えるの?
と思われている人も多いはずです。
この記事ではこのような疑問をお持ちの人のために、
- Unityでできること
- Unityがプロでも使われる理由
- 初心者にもUnityがおすすめな理由
これらの内容が理解できるように解説していきます。

幅広い視点からUnityを使うメリットについて解説するよ
ゲーム開発でUnityを使うべきである理由・7選
ゲーム制作において、初心者がUnityを使ってゲームを作るべき理由は以下の7つです。
- 無料なのに多くの機能が使える
- いろんなジャンルのゲームが作れる
- 様々なプラットフォームに対応している
- 豊富なチュートリアルや教材がある
- コミュニティが広い
- アセットストアで多彩な素材が手に入る
- プログラミングなしでも作れる
正直細かい話をすると他にもたくさんUnityのおすすめポイントがありますが、めちゃくちゃ長くなるのでここでは割愛します。



それでも数が多いので手短に解説するね!
無料なのに多くの機能が使える
Unityは、資金調達額と年間売上金額がどちらも10万ドル以下の方は無料で使えます。
10万ドルは日本円というと1300万円くらいなので、この記事を見てゲーム制作を始めようとしている方のほとんどは無料で使えると思います。
無料だからといって使える機能が少ないかというと決してそんなことはなく、むしろ機能が多すぎて使い切れないくらいです。
よく使われて便利な機能でいうとこんなものがあります。
- 3Dモデルの作成や編集が簡単にできる「ProBuilder」
- カメラの制御や撮影の演出ができる「Cinemachine」
- 個人が販売しているキャラクターやスクリプトなどを購入できる「Unity Asset Store」
これ以外にもゲームを作るのにとても役立つ機能があるので、冷静にこれが無料で使えるのは信じられないです。
いろんなジャンルのゲームが作れる
ゲームエンジンの中には特定のジャンルのゲームに特化したものがありますが、Unityは機能が多いので作りたいジャンルのゲームは大抵作れます。
特定のゲームジャンルに特化している方がそのジャンルが作りやすくなるかもしれませんが、やはり作れるのは決まっているジャンルのものだけです。
後から作りたいジャンルが増えた時に困ってしまうので、最初からいろんなゲームが作れるUnityに慣れた方がいいですね。
様々なプラットフォームに対応している
UnityではWindows、MacなどのPCゲームでも、iPhoneやAndroidのスマホゲームでも作れます。
どれかのプラットフォーム向けのゲームを作った後に別のプラットフォーム用に作り直すのも簡単です。
「パソコンとスマホって操作方法が違うよね?どっちもに合わせるのは大変じゃない?」
たしかにそれぞれのプラットフォームに合わせて、操作方法や文字の大きさとかは変える必要がありますが、それ以外のコーディングは流用できます。
他のツールではいちいち作り直す必要がありますが、Unityでは割と短期間で他のプラットフォーム用に作り直せます。
豊富なチュートリアルや教材がある
Unityには、公式が初心者向けにチュートリアルを紹介している「Unity Learn」というサイトがあります。


初心者にわかりやすく解説されているので、効率的に勉強できます。
これ以外にもたくさんの教材があるので、学習ハードルは高くないです。
Unityが他のゲームエンジンと比べて優れてるのがプログラミングスクールで学べるところです。
費用はある程度かかりますが、手っ取り早くかつ確実にゲームが作れるようになるにはプログラミングスクールに通うのが一番です。
プログラミングスクールでUnityを学習したいなら、TechAcademy [テックアカデミー]一択です。
テックアカデミーではプロのエンジニアがオンライン上でUnityでのゲームの作り方を教えてくれます。
一人ずつにメンターがついてくれて、講義修了後の転職や副業のサポートまでやってます。
「ちょっと気になるな」と思ってる人のためにも無料相談をやってくれているので是非下のボタンをクリックして相談してみてください!
コミュニティが広い
Unityのすごいところは何より使っている人の多さです。
全世界で180万人以上のユーザーがいると言われています。
日本においてもUnityは人気であり、800社以上が導入していると言われ、Unityでの売上は日本が世界2位を誇っています。
ユーザーが多いと以下のようなメリットがあります。
- 困ったことがあったときに質問できる人が多い
- 参考書などの教材がよく出版される
- 企業や個人が提供するアセットが多い
- 初心者同士でのSNSの交流がしやすい
特に重要なのはSNSの交流がしやすいことで、ゲーム制作は挫折しやすいので仲間を作ることでモチベーションを上げられるのがいいところです。
アセットストアで多彩な素材が手に入る
Unityには、ゲームに必要なキャラクターや地形、アニメーションなどの素材や、ゲーム作りにおける難しい仕事を自動でやってくれるようなプラグインなどのアセットをたくさん扱うアセットストアがあります。
Unity Asset Storeには個人でもアセットを販売できるのでホントに多くのアセットがあります。
有料のものもありますが、無料で使えるものの中にも高クオリティなものは多いです。
これを使えば、
- 絵が下手な人でも
- 音楽が作れない人でも
- 3Dモデリングができない人でも
- プログラミングが苦手な人でも
プロが作ったようなレベルのゲームを作れます。
プログラミングなしでも作れる
Unityでは基本的にC#というプログラミング言語を使ってゲームを作ります。
しかし、拡張機能を使ってプログラミングをせずにゲームを作ることもできます。
プログラミングをせずに、なおかつ無料でゲームを作りたい人には「Bolt」がおすすめです。
お金はかかりますが、わかりやすくて使いやすいものがいい人には「Playmaker」がおすすめです。
Unityでのゲーム制作に向いている人
以上、Unityを使うメリットに着目してゲーム制作にUnityがおすすめな理由を解説しました。
ここからは以上のことを踏まえて、具体的にどんな人にUnityを使って欲しいかについて説明します。
作りたいゲームのジャンルが定まらない
とりあえずゲームは作りたいけど、どんなゲームを作りたいのか決まってない人には、Unityがおすすめです。
「Unityで作れないゲームはない」と言ってもいいほど本当にいろんなゲームが作れます。
定番のアクションゲームやRPGから、カードゲームや麻雀などのニッチなジャンルのゲームでも作れます。
今までになかったようなシステムのゲームを作りたいという人にもUnityを使ってもらうのが一番ですね。
ゲーム会社に就職・転職したい
Unityを導入しているゲーム企業も多いので、Unityを使える人は即戦力になります。
近年ゲームクリエイターは人気の職業になりつつあるので、実際にUnityを使ってゲームを作ったことがあるということは、一つのスキルであり、アドバンテージになります。
3Dゲームを作りたい
2Dゲームが作れるツールは意外とたくさんありますが、実は3Dゲームを作れるゲームエンジンはそれほど多くありません。
Unityには3Dゲームを作る上で必要な機能はひと通り備えられていて、それも簡単に使えるので3Dゲーム制作にUnityは本当におすすめです。
もちろん3Dゲームだけでなく、2Dゲームも十分に作れることができるので2Dゲームを作りたい人もUnityを選んでもらって構いません。
まとめ
Unityは本当に無料で使えるのが信じられないくらいたくさんの機能があって、しかも簡単に使えるので、とりあえず困ったらUnityを選んでください。
Unityを使っている人が多いのは、何か困ったことが起きたときに本当に助けになります。
みなさんもUnityを使って面白いゲームを作ってください!