近年、ゲームクリエイターになりたいという人も増えてきて、多くの人がUnityでゲーム制作の勉強をしています。
ただゲーム開発をするにあたって、特にプログラミング学習の部分で9割の人が挫折すると言われています。
この記事では、
- プログラミング学習がまったく捗らない……
- なかなかゲームを完成させられない……
とお悩みの方に向けて、以下のことについて解説していきます。
- ゲーム制作に挫折してしまう理由
- ゲーム制作に挫折しないための対策法
- ゲーム制作に挫折してしまった時の対処法
僕自身の実体験に基づいて書いているので、説得力のあるものになっていると思います。
ゲーム制作に挫折する理由
ゲーム制作に挫折してしまう理由で一番多いのは以下の5つです。
- 方向性が定まっていない
- 目標が高すぎる
- プログラミングが難しい
- エラーやバグを解決できない
- 一人でやっている

それぞれ丁寧に説明していくね!
ゲームの方向性が定まっていない


ゲーム制作初心者が絶対にしないといけないのは、「どんなゲームを作りたいか」を明確に決めることです。
受験勉強をするときも、ただ「進学したい」と考えている人よりも、「この学校に通ってみたい」と具体的な目標が決まっている方がモチベーションが上がりますね。
ゲーム制作も、最終的にどんなゲームが作れるようになりたいかをイメージできていたら制作意欲が刺激されます。
それに、ゲームのジャンルごとに開発ステップも変わってくるので、それがはっきりしないと開発の効率も悪くなるのです。
方向性が曖昧になってモチベーションが低下して、挫折してしまうケースが意外と多いです。
目標が高すぎる


どんなゲームを作りたいか具体的に決まっていても、あまりにもその目標の達成難易度が高すぎる場合、失敗しやすいです。
ゲーム作りを始めた人は何かしら影響を受けたゲームがあって、そんなゲームを作りたいと考えていると思います。
もちろんそのような目標を持つことは大切ですが、初心者のうちにいきなり複雑なゲームを作ることは不可能です。
市場で人気のゲームはほとんどが多くのプロの手によって作られています。
それを最近ゲーム制作を始めた初心者が自分で作りたいというのは、始めたばかりのゲームのチュートリアルの段階でラスボスを倒したいと言ってるようなものです。
それで上手くいかないとと感じてしまっても、そもそも上手くいくはずがないので挫折してしまって当然です。
プログラミングが難しい


ゲームエンジンにUnityを使うならC#、Unreal EngineならC++というプログラミング言語を使いますが、このどちらも初心者向けのものとしては難しめです。
ゲームを作る時にはアニメーションやカメラの軌道などゲーム制作特有のスキルが必要になるのも、難易度の高さに拍車をかけています。
「プログラミングでラクに稼ごう!」みたいなキャッチフレーズのせいでプログラミングが簡単なものだと勘違いされる人もいます。
ただ、初心者が1ヶ月ぐらい勉強したところでマスターできないほどプログラミングは奥が深いです。
実際にゲームが作れるようになるにはかなりの勉強量が必要なのでそれなりの覚悟が必要です。
エラーやバグを解決できない


ゲーム制作には、スクリプトやテクスチャ、アニメーション、ライティングなど様々な要素が絡まり合っています。
例えばUnityでエラーが起きた時に何が間違っているのかわからないということがよくあります。
Unityの操作画面ではエラーが出ていなくても、テストプレイしてみたら思ったとおりには動かないということも珍しくありません。
ゲーム制作にはエラーやバグがつきものなので、それらが起きた時に動じないメンタルも重要になります。
一人でやっている


何事にも言えますが、一人でやっていることはモチベーションが下がって長続きしにくいです。
わからないことがあった時に質問できたり、勉強に疲れた時に相談できたり、作ったゲームを評価してくれる相手がいると非常に励みにまります。
仲間がいないで独学で勉強していると、躓きやすいですし、責任感も感じられないので途中で諦めてしまって自然とゲーム制作から離れてしまいがちです。
ゲーム制作に挫折しないためには?
以上の理由からゲーム制作を挫折してしまう人が多いので、これらの原因から対策法を見つけていくことが一番の近道になります。
ゲーム制作に挫折しないための対策法としては、
- ゲームの方向性を明確にする
- 小さな目標を設定する
- プログラミング学習を後回しにしてみる
- 仲間を見つける
- コツコツ続ける
これらが挙げられます。
ゲームの方向性を明確にする
やはり目標が具体的に決まっている方がモチベーションの向上に繋げやすいので、長続きしやすいです。
昔やっていたり、今ハマっているゲームの中からこんなゲームを作ってみたいというのを決めて、その夢を叶えるためにはどうするべきか考えていくことが成功への第一歩になります。
ゲーム制作においてどんなゲームを作るのか考えるのも、かなり時間を使うべき重要な過程です。
小さな目標を設定する
大きな目標を持っていても、いきなりそれは叶えられないので今の自分にできる程度の規模で達成していくべきです。
例えばゲームクリアに10時間以上かかる規模のゲームを作りたい人は、キャラクターの動かし方とかは一緒で10分規模のゲームを作ってみてそこから段々大きくしていくという手段があります。
そこの規模の大きくする過程も、ひとつのステージを追加する、1人のキャラクターを追加するなど、ちょっとずつ小さな目標を設定する。
そしてそれをクリアすることで達成感を感じることでゲーム作りのモチベーションも持続しやすいです。
プログラミング学習を後回しにしてみる
プログラミング学習に苦しんでる人は、プログラミングの学習の後回しにして、いきなりゲームを作り続けるという方法があります。
全て他人の真似をしながらゲームを作ることで、誰でもとりあえずゲームを作ることができます。



下の記事では、真似をしながらゲーム制作の勉強をする方法を紹介してるよ!
>>ゲーム制作完全初心者のUnity勉強法!挫折せずにゲーム開発の学習をするおすすめの方法!


また、Unityでもプログラミングを使わずにゲームを作ることはできます。
その方法は以下の2つですl。
- Asset Storeからテンプレートを利用する
- ビジュアルスクリプティングのツールを使う



この方法については下の記事で解説してるよ!
>>プログラミングなしでUnityでゲーム制作をする方法!ビジュアルスクリプティングでゲームを作る?


仲間を見つける
1人で大変なことを続けることが難しいなら、言うまでもなく仲間を作ることが大切です。
ゲーム制作の仲間の作り方としては、SNSでそれらしいことを呟いている人に話しかけてみたり、リアルのイベントに参加してみたりと色々あります。
最悪、ゲーム制作でなくても、資格勉強など他の分野の学習をしている人と一緒に勉強する時間を作ることも孤独感も無くなるので効果的です。
コツコツ続ける
何よりも大事なのは、心では挫折しかけていたとしても毎日少しは何かをすることです。
何行かコードを書いてみるだけでもいいですし、ゲームに使うイラストなどの素材を探してみるだけでも構いません。
本当に小さなタスクでいいのでそれを1日も残さずクリアしていきましょう。
とりあえず毎日続けることでそれが習慣になって、いつの間にか挫折なんか考えられないほどになります。
すでに心が折れかけている人は
もうすでにゲーム作りに挫折してしまっているということは、つまり今までのやり方は間違っていたり、自分にあっていないということです。
それならば、今までのやり方は当然変えなければいけません。
僕のおすすめはプログラミングスクールに通ってみることです。
ゲーム制作が学べるプログラミングスクールにはTechAcademy [テックアカデミー]が挙げられます。
テックアカデミーではUnityを使ってゲームを開発する方法をプロのエンジニアからオンラインで教えてもらえます。
有料のスクールなのでもちろんお金はかかりますが、その分一対一のメンターサポートも手厚く、修了後の転職まで面倒を見てくれます。
真面目に受けていたらオリジナルのゲームが作れるようにサポートしてくれるので、一番効率的に勉強したい人はテックアカデミーに申し込むのがおすすめです。
無料相談もできるので下のボタンから気軽に相談してみてください。
まとめ
ゲーム制作は多くの人を楽しませて非常にやりがいの感じる仕事ですが、実際にゲームができるまではかなり苦労をするものです。
ただ、実際にゲームを作った時の達成感は凄まじいものなので、みなさんも諦めずに続けてみましょう。
みなさんの作ったゲームが遊べるようになるのを楽しみにしています。